復興肥腸粉―成都雑感〔102〕―

成都市には、龍抄手・鐘水餃・担担麺・頼湯元・夫婦肺片など小吃が豊富で、その一つにサツマイモのデンプンを原料として麺にした、肥腸粉があります。そこで、肥腸粉の代表店として、市内中心商業街春熙路や塩市口に近い、「復興肥腸粉」を紹介します。本店は1985年に青石橋北街で創業され、2008年に現在地に移転しました。現住所は青石橋北街30号、電話は8962-4666(出前8666-7553)です。塩市口からは、東に上東大街に入り、最初の交差点で、青石橋北街へと右(南)に道を取れば直ぐです。実は、本店の北に接して「老瓦房(白家肥腸粉)」店があり、両店で競い合っています。

写真1は、本店の全景です。入口の右側に立っている男性は呼び込みで、隣の老瓦房でも同様な呼び込みがおり、両店とも声をあげて呼び込みに懸命です。右に座っている女性のところが注文カウンターで、まずここで注文・料金(メニュー料金表は壁に)を払って、自由に空いた席に着くと、間もなく料理が運ばれてきます。

写真2は、「肥腸粉」です。配膳されたものを、粉(麺)が見えるように上のモヤシを少し寄せて撮ったものです。具材は豚のモツとモヤシを主体としたものです。粉はサツマイモのデンプンを主原料として、菜種油・紅辣椒・花椒など混ぜ、自家製造して提供します。この点、保存食の春雨とは異なります。湯(スープ)は豚骨スープが基本です。これに各種の調味料を入れます。私の食したのは基本の「肥腸粉」で、この湯は辣椒・豆瓣醤・花椒・醤油などで調理されたもので、当然ながら四川の麻辣味です。これを肥腸湯といいます。もちろん麻辣味でない、白味のもあります。粉の食感はつるつるとして、軽い歯ごたえがして、春雨のように切れることなくするりと口に入ります。なお、具材や湯味により、仔肺・牛肉・排骨・酸菜肉絲などの各種の肥腸粉があります。「肥腸粉」は8元で、他のも8・7元です。なお、メニューには麺・米線・涼粉などもあります。

写真3は、店内です。12時少し前に撮ったものです。ほぼ満席で、店が流行っていることが分かります。

(2010.11.06)

〔追記〕 本店は、2011年春、少し南の学道街に移転しました。少し店の規模が小さくなりました。写真がその移転先の新店舗です。ご覧のように、右に、「王婆蕎麺―成都雑感〔73〕―」(2008年11月10日付)で紹介した王婆蕎麺店があります。

(2011.05.16)

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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復興肥腸粉―成都雑感〔102〕― への2件のフィードバック

  1. xiong2 より:

    福州へ行った時に、サツマイモのデンプンで作った皮で包んだ焼売のような料理「肉圓」を食べたことがありますが、麺もあるのですね。大阪人が大好きな鍋物の友「マロニー」はじゃがいものデンプンから作るそうですが、似たような味や食感を勝手に想像しています…
    (xiong2)

  2. Jie より:

    肥腸粉を食べれるなんて、もう成都の子になってたね(汗)
    やっぱ復興肥腸粉ってスゴイ懐かしくて年末帰省する際に絶対寄ってみます♪

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