「怪味面」―成都雑感〔84〕―

  成都を訪れた日本人が「怪味」とはなんだろうか、食い物なんだが、怪しいから食べるのはよそうと、いうことを聞きました。

 さて、「怪味」とは何でしょうか。実は、四川料理での調味法の一つです。すなわち、豆板醤・香酢・砂糖を主要調味料として、辛味・酸っぱさ・甘みの混雑とした味のことです。この味での代表料理が、前菜の「怪味鶏」です。今回は、小吃である「怪味麺」を紹介します。

 写真1は、この怪味麺(5元・2両)です。担担麺とはことなり、ご覧の通り赤い汁麺で、四川特有の辛味麺料理です。写真の店のは、細丸面(腰がないのは中国の麺一般と同様)でトッピングは牛すじ肉を柔らかく煮込んだものです。味は、当然ながら辛味が口中を強く刺激します。ですが、辛味になれてくると、かすかな甘みを感じることができます。辛味好きにはお勧めです。

「怪味面」―成都雑感〔84〕―

 写真2は、怪味麺を売りとする「怪味面」店を撮ったものです。本店の住所は、一環路南二段13-4号です。一環路南二段・三段と人民南路三段・四段との交差点の、東北角の電脳ビル「資訊広場」から東に約150mの所です。写真左の所が食券売り場で、ここで食券を求めて、席について待つと、麺が運ばれてきます。また、売場左の赤板がメニュー価格一覧で、「赤味」(多味牛肉麺・排骨麺・鶏雑麺など)と「白味」(海味麺・煎蛋麺など)などとに分けて掲示してあります。なお、本店は電脳街にあることもあり、以前からDVDなどの買い物の際のなじみの店でもあります。

「怪味面」―成都雑感〔84〕―

(2009.11.06)

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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「怪味面」―成都雑感〔84〕― への2件のフィードバック

  1. xiong2_gongzi より:

    怪味面、私も好きです。面を3両食べました。辛味の中にも甘み、旨みが混ざり合った絶妙な味でした。確か日本のテレビ局が紹介したこともあると思います。(xiong2)

  2. 正大 より:

    xing2さん、こんばんは。xing2さんのブログで拝見した写真からでは、別の店のようです。どこに所在していた店でしょうか。

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