CA422便での北京経由・成都入国手順―成都雑感〔72〕―

 現在、日本と成都を結ぶ航空便は、北京経由成田・成都のCA422便と、大連経由関空・成都のCA152便の二つです。いずれも経由便で、いったん経由地で航空機を降り、空港ターミナル待合室で待機し、同じ機に再搭乗して成都に着きます。このため、現在の中国の方式では入国審査は最初の空港となっていますから、入国に当たって、(1)経由地の空港での入国審査、(2)成都双流国際空港での託送荷物受け取り・税関検査の、二段階になります。以上の手順に関しては、「CA422便による成都への入国手順―成都雑感〔20〕―」(2006年9月11日付)で、北京首都空港の経由搭乗(トランジット)手順と成都双流空港での降機手順を述べました。この春北京空港では新ターミナル―第3ターミナル(T3)が完成し、これに伴い、中国国際航空は全便T3発着になりました(従来はT2)。したがって、北京空港でのトランジット手順が変わりました。それで、改めてCA422便での手順を述べます。

 最初に、成田を離陸して食事後に、キャビンアテンダントがワッペンを配りにきます。これは、北京行の乗客ではなく、成都行の乗客であることを中国側の空港係員に明示させるものですから、成都に到着まで、目立つところに剥がれないようにしっかりと張ってください。

(1)北京首都空港での経由搭乗(入国)手順

 T3使用に伴い、旧前の沖止めからボーディングブリッジ付けになりました。この手順は次の流れとなります。

  ①降機

  ②入国審査

  ③安全検査

  ④搭乗待合室待機

  ⑤搭乗

 まず①降機です。手荷物類をすべて携帯して降機し、ボーディングブリッジを進み、エスカレーター前に「東京→成都」と記した案内板を掲げた係員が立っています。この係員に成田でのボーディングパスの半券を示して、トランジットボーディングパス(手書きでCA422便と記してあります)を受け取ってください。そして、係員の脇で待機してください。これで、北京で降りる乗客と成都まで行く乗客を分けるわけです。もし、北京までの乗客のようにそのまま進んでしまうと、通常の北京での降機の流れとなり、本便に戻ることは事実上無理となり、自分のみならず他の乗客に大変な迷惑をかけることになりますから注意してください。

 続いて②入国審査です。成都への乗客全員の確認がすむと、係員が誘導しますから、それに従って進んでください。すると、中国辺防検査処(イミグレーション―3階)前に到着します。T2の時がトランジット専用の窓口でしたが、T3では北京で降りる乗客と共通の通常の窓口です。ですから、多くの北京降機の乗客が列を作っています。係員はイミグレーションの後ろで待っていると言って別れます。したがって、係員の顔などの特徴をよく覚えておいて間違わないようにすることが肝要です。それから、北京降機の乗客に混じってイミグレーションに並んで、入国審査を受けます。必要なものはパスポ-ト・ボーディングパス半券(成田)・トランジットボーディングパス(北京)・入国カードです。スタンプが押され審査が終わり、前方へと進むと、先ほどの係員が後方中央付近に案内板を持って立っているのが認められるはずです。この係員のところへ行き、脇で待機してください。このイミグレーション通過は北京到着便が重なるときはかなりの時間がかかります(30分以上)。幸いにCA422便の時刻は通常なら到着便数の少ない時間帯なのでそれほどかかりません(数人が並ぶ程度)。ですから、混雑時にはよく注意して係員を見つけてください。

 入国審査が終わり、係員が成都への乗客全員を確認すると、誘導し前へと進みます。左側のE-70と記した案内標識のある通路へと入り進みます。万が一係員とはぐれて、そのまま中央を進むと、2階へのエスカレーターとなり、国際線出口への無人シャトルの乗り場に出てしまいます。必ず、左側のE-70E-70搭乗口は国際線から国内線への経由便の専用搭乗口)への通路を進んでください。通路を進みエスカレーターを下りたところが安全検査場(2階)です。ここで、パスポ-ト・ボーディングパス半券(成田)・トランジットボーディングパス(北京)を示して、安全検査を受けてください。100cc以上の液体類の持ち込みが可能かどうか私自身は確認していないのですが、体験者のブログ記事により、免税店での領収書(レシート)で確認できれば、この液体類は手荷物として持ち込み可能です。

 安全検査が終わり、前に進みさらに下ると、搭乗待合室待機です。ここは1階で、バスに乗車することになります。今回は時間があり、ここで20分ほど待機しました。実はここまでにトイレはありますが、係員を見失うと、ここまでこれない可能性が高くなりますから、途中で勝手にトイレなどに寄ることはよすべきです。どうしてもという場合は係員に断るべきです。

 そして、搭乗案内があると、⑤搭乗です。ボーディングパス半券(成田)・トランジットボーディングパス(北京)を示して、バスに乗車し、先の位置と同じところにある飛行機に戻り搭乗します。

(2)成都双流空港での入国(託送荷物受け取り・税関検査)手順

 成都での手順は基本的には変わっていません。ただ、ボーディングブリッジ付けではなく、沖止めが基本となっています。次の手順の流れとなります。

  ①バス乗車

  ②託送荷物受け取り

  ③税関検査

  ④出口

 まず①バス乗車です。北京からは国内線の乗客が入ります。成都双流空港に到着すると、国際線乗客(成田から)と国内線乗客(北京から)とはそれぞれ出口が異なります。このため、係員が両者を分けるために案内・指示します。だいたい国際線乗客の方が少ないですから、多い国内線乗客に引きずられないように、係員の指示に注意しましょう。今回は沖止めでしたので、タラップ下に「東京→成都」と記した案内板を掲げた係員が立っています。「東京、東京」と声も出しています。係員の横で待機してください。(ボーディングブリッジ付けの場合、ブリッジ内に係員がいますから、この指示に従ってください。)周りの乗客が機内でもらったワッペンを付けているはずです。係員の指示に従って乗車してください。

 バスを下車すると、前がターミナルビルへの入り口です。そのまま進み、案内標識に従って進むと、検疫と入国審査のところがありますが、今回は北京でそれをすませているので、係員もおらず、そのまま通過すると、託送荷物受け取り場です。ここで、②託送荷物受け取りとなります。なお、トイレはここと検疫処の前にあります。

 荷物が出てきたら受け取って、③税関検査となります。ここで税関申告が必要な場合は、税関申告書を提出し、レッドレーンを通過します。なければ、グリーンレーンを通過します。今回は、ちょうど北京パラリンピックの時期と重なり、全荷物をX線検査機にかけていました。

 以上で、すべての入国手続きが終わり、④出口です。なお、出口前右横には中国工商銀行の両替所があります(手数料40元)。

 成都発北京経由成田行のCA421便に関しては、「CA421便での成都搭乗・北京経由手順―成都雑感〔71〕―」(2008年8月2日付)を参照。

(2008.09.19)

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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