続・日本文化分野での卒業論文題目―成都雑感〔70〕―

 6月30日、卒業式も終え、4年生は学巣を飛び立っていきます。そこで、「日本文化分野での卒業論文題目」(2005年5月17日付)から3年経ちましたので、これ以降の論文題目を付け加えて、改めて私の指導担当した卒業論文全題目を提示します。7年間で、全38編(2002年7編・2003年6編・2004年5編・2005年6編・2006年4編・2007年5編・2008年5編)です。

〈経済関係〉6編

戦後日本経済の高度成長の要因としての科学技術

日本における終身雇用制

松下電器の分析から終身雇用の未来を見る―改革は破壊ではなく、再伸である―

バブル経済下の日本経済

90年代後半の日本単身世帯の消費行動

90年代後半以降の日本の対アセアン貿易政策の変化

〈経済文化関係〉3編

伝統的心理の日本の企業文化への影響※

日本の企業倫理と社会的責任※

日本企業文化の儒教思想とその利害※

〈社会関係〉8編

「家」から見た日本人の集団意識

戦後日本の家庭構成の変化

現代中日女性地位の比較

中日高齢者生活の比較

日本人の清潔と清潔感

現代日本人の自殺について※

日本のコメ保護政策※

日本の自然災害と日本人の性格について※

〈教育関係〉1名

日本の小学校教育

〈宗教・思想関係〉6編

仏教思想の日本人生活への影響

中日死生感の比較

盂蘭盆会と日本人の死生観

戦後における日本人の宗教意識変容について

江戸時代の儒学思想とその影響

中江兆民の見る西洋自由民主主義とその儒学の必然性※

〈文学関係〉3編

『個人的な体験』から見た大江健三郎の心霊の遍歴

中国での村上春樹ブームの原因の考察―『国境の南、太陽の西』をめぐって―

夏目漱石の「こころ」から見た「自己本位」思想※

〈マンガ関係〉2編

文化としての日本マンガ

中国青少年に対する日本漫画の影響※

〈言語文化関係〉4編

日本の若者語考

中日外来語の比較

日本語色彩語の研究※

日本語における婉曲表現とその文化的背景※

〈その他〉5編

中日古典庭園芸術の比較

中日酒文化の比較

現代日本の歌舞伎と中国の京劇※

曹操と織田信長の比較※

東山魁夷の作品における日本的輝く生命の姿※

以上です。※は2006年以降の卒論題目です。なお、この年から経済関係が論題から外されたため、この関係が経済文化関係となりました。ともあれ、時代的には古代から現代、分野的には経済・社会・思想・歴史・文学・言語などと多岐にわたっており、学生の関心の広さを示しています。

(2008.07.01)

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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