続・成都市バスの新ボディーカラー―成都雑感〔44〕―

 「成都市バスの新ボディーカラー―成都雑感〔25〕―」(200610月29日付)で述べましたように、昨年10月から成都市内バスは路線種別にボディーカラーが新たに分けられました。繰り返しますと、次の5種類です。

○「常軌」路線(市内の幹線・主要道路を走る路線。例えば、市街地を南北に縦貫する人民路を走り、成都北駅と南駅を結ぶ16路)は、緑色

○「環城」路線(市内の環状道路である、一環路と二環路を走る路線)は、オレンジ色

○「支線」路線(市内の中小道路を走る路線)は青色

○「郊外」路線(市内と郊外を結ぶ路線)は黄色

「快速」路線(ラッシュ時を主体とした快速路線)は赤色

 このうち、すでに上記の記事で「常軌」路線・「郊外」路線・「快速」路線は写真付で紹介しました。「快速」路線はすでに年初よりバス停に表示が出ていますが(例えば、交大路を通る56路とか二環路の27路等です)、なにぶん朝晩のラッシュ時のみの時間限定なので、まだ見る機会がありません。

しかし、この5月に、「支線」路線の青色カラーのバスを見つけましたから、これを紹介します。写真1がこの「支線」路線バスカラーの外観全景です。これは交大九里堤キャンパス前(北門)と交大犀浦キャンパス前を結ぶ119路です。本路線はこの2月に新設された路線です。写真は犀浦キャンパス前バス停でのものです。

 

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 写真2119路と従来からの362路(九里堤公文站~栄軍校)とのバスを比較したものです。362路が「郊外」路線の黄色カラーですが、よく見ると119路バスが小型であることがお分かりでしょう。そうです、119路は最初362路と同様な車種を用いていましたが、この青色カラーの車種は新型車両で、従来からの市内バスの標準車体より一回り小さいのです。362路に比べて119路の方は窓ガラスが1枚少ないことがお分かりでしょう。

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 写真3は車内前部入口付近から車内全景を撮ったものです。これを見ても車体中間部にある出口より前の座席数が1列しかなく、車体が小型化されていることがお分かりでしょう。この新型車両は非エアコン車で、エンジンも中国の旧来のバスの標準であった運転手横のフロント搭載ですから、決して最新技術による新型車とはいえません。が、この小型バスは成都市製造(ここ1年余で導入された市内バスの新車種はみな成都市製造)で、同じく交大犀浦キャンパス前を通る別の路線にも導入されましたから、これからは「支線」路線の主力車種として使用されていくのではないかと思います。

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(2007.06.05)

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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続・成都市バスの新ボディーカラー―成都雑感〔44〕― への8件のフィードバック

  1. より:

    こんにちは☆ 地球のページでお世話になったジュピターです。 いろいろ教えていただきありがとうございました。
    九寨溝はホテルを予約するのを急いだ方がいいかもしれないと教えていただいて、すぐアップルで申し込みましたが、
    5日ぐらいたってやっと返事が来て、「もう、部屋はありません。」との返事でした。それであわてて、別のサイトで予約したのですが、
    こちらはすぐ返事が来て、やはり「もうありません。」との返事で、あせりました。「他に興味のあるホテルがあれば、名前を書いて返信してください」とのことだったので、調べて送ったのですが、また同じようなメールが来て訳がわからず、もうそのままにして、また別のサイトで申し込み、やっと予約できました。Guan Zhai Hotel Jiuzhaigou というホテルです。4日以内のキャンセルは全額キャンセル料として払う、という特別条件付でした。やはり、ツアー用に旅行社がいっぱい部屋をおさえているから、取りにくいのかなと思います。教えていただいて、早く動いてよかったです。九寨溝の入り口からどれぐらいの距離なのか、よくわからないので少し不安ですが、とにかく取れてよかったです。
    成都のホテルは、教えていただいた銀河王朝大酒店を、国内線のフライトを予約した中国の旅行社にお願いしていたのですが、なかなか返事がこないので、楽天で「天府広場より徒歩5分」という「成都花園城大酒店」というホテルが出ていたので、それを予約しました。地図で見て、ここでも便利そうかなと思ったので。カルフールの隣らしいです。もしホテルの近くで、おいしい坦坦麺のお店や、四川料理店(火鍋以外で)をご存知でしたら、教えていただけたらうれしいのですが。
     

  2. 正大 より:

    ジュピターさんこんばんは。さて、お尋ねの件ですが、次の通りです。

    九寨溝のホテルに関して:

    「Guan Zhai Hotel Jiuzhaigou」は中国名「甲蕃古城/官寨酒店」です。昨年5月に開業したばかりで、甘海子湿地風景区に位置し、九黄空港へ55km・九寨溝口へ27kmの距離です。九寨溝口の街とは孤立したところにあります。空港から眠江源流を過ぎて、下り坂の途上にあります。完全に下ると、日本人ツァーのよく利用する九寨溝天堂国際中心(九寨溝口へ20km)です。

    「甲蕃古城」はチベット族(九寨溝は阿垻蔵族羗族自治州に属します)の古王城を模した作りとなっており、縦横に水路が走った「水上之城」となったリゾート型施設です。ここにはホテル(官寨酒店)・劇場・レストラン・バー・サウナ・あんま・土産物店・スーパー等も設置されており、長期滞在も可能となっています。一応ここだけで用が足りようになっています。また、本風景区はそれほど広くなく遊歩道も設置されており、散策には格好でしょう(時期的に高山植物の花が咲いているでしょう)。以上から、本地区は長期リゾート型施設として開発されていることになります。

    しかし、その位置からして、海外からの旅行者にとって足の便はタクシーのみといえます。したがいまして、初日は、タクシーを空港から九寨溝口までと約し、途上でホテルにチェックインして、九寨溝口に向かうべきでしょう。2日目以降のタクシーも事前に予約し確保すべきです。

    以上、九寨溝口の手前で離れていることを考慮して行動時間を考えてください。

     

    成都のホテルについて:

    「成花園城大酒店」は「華洋花園城大酒店」のことです。塩市口大業路8号、すなわち塩市口の城順大街(北)・東大街(南東)・大業路の三叉路から南西の大業路東面に位置します。先の銀河王朝大酒店から徒歩で5分程度です。シンガポール系として1999年に開業しました。4星級でVISA・JCBカードが使用可です。また、ホテル前近くに16路・48路・55路等の塩市口バス停があります。

    したがいまして、場所的にはいわば成都中心繁華街の一角を占めます。春熙路にも銀河王朝大酒店より近いです。天府広場には三叉路の少し北に城順大街から西(左手)に天府広場につながる東御街の一本道です。ただ、陳麻婆豆腐店西玉龍店には遠くなり、20分程度です。しかも、西玉龍街は西から東への一方通行ですから、塩市口から西玉龍店前を通るバスはありませんし、タクシーも大回りすることになります。ですから、西玉龍店へは散歩がてら歩くことをお勧めします。

    さて、ホテル近くのお勧めの料理店とのことですが、一番近いのは、成都名物の小吃のセットメニュー店である成都小吃店(上東大街)でしょう。ここは鐘水餃・龍抄手・担担麵・夫妻肺片・頼湯円等の辛いのから甘いものまでの名物小吃セット(20元から)専門店です。同じようなセットは春熙路南端角の老舗・龍抄手(抄手とは四川でのワンタンのこと)店や総府街の老舗小吃店でも食せます。

    それから、すでに紹介しましたが、総府街の薬膳料理の成都同仁堂御前宮もお勧めです。決して薬くさい料理ではなく洗練された味となっています。

    もし四川料理をお望みでしたら、少し遠くなりますが、味・サービスとも定評のある高級四川料理店「銀杏川菜酒楼」(臨江中路十二号 電話8555-5588、8545-5588)をお勧めします。場所は、成都市のほぼ中央南を流れる南江南岸側の臨港中路の人民南路三段よりにありますから、タクシーでホテルから5分ほどです。もし時間があるなら、ホテル前から48路バスで終点の新南門で降りて、臨港中路に沿って西へ歩けばいいでしょう。南河畔は散策路として整備されていますから。

    以上、とりあえずお知らせまで。

  3. より:

    さっそくお返事いただき、そしてまた詳しい情報をいただき、ほんとにありがとうございます☆☆
    Guan Zhai Hotel は、九寨溝からだいぶ離れているんですね。でも、新しいホテルであるということをお聞きして、うれしいです。
    タクシーの予約は絶対必要ですね。距離を考えて、早め早めに行動するようにします。もし雨で九寨溝自体があまりきれいでなくて、ホテルに帰ってきたら晴れた・・・なんてときも、散歩できるところがあるなんて、それはそれで素敵ですね。
     
    成都のホテルは、いい場所にあるようで、よかったです。
    陳麻婆豆腐店西玉龍店には歩いて行くことにします。成都小吃店での名物小吃セット、考えるだけでわくわくします。
    龍抄手にも、成都同仁堂御前宮にも、銀杏川菜酒楼にも行きたいです。焼肉の「牛牛福」にも行きたいです。
    時間があれば、白果園茶館でゆっくりした時間を過ごしたいです。
    ブログを読ませていただいていると、行きたい所がどんどん増えます。
    夏の旅行先を成都に決めたときは、こんなに楽しいところとは思いませんでした。
    これも全部、いつも詳しく教えていただいているおかげです。ほんとにありがとうございます。

  4. 正大 より:

    ジュピターさん、どういたしまして。「龍抄手」は場所も春熙路入口という絶好の位置環境にあり、昼時には空席を見つけるのに苦労します。ここは中国の大衆的な店がそうであるように、まず食券を買い、これを店員に渡してから、料理を待つ形式ですから、最初に席を確保してから食券を買わないと、肝心の席がなかなか見つからないことになりますから、時間のロスになります。私なぞは普通は1人で春熙路に行きますから、当店で昼飯を食べられたことがありません。なお、小吃セットは成都小吃城以下、龍抄手などの小吃老舗店でありますから、何処か1か所で食べればいいでしょう。白果園茶館はホテルから直接行けるバスはありません。徒歩だと人民中路を北に歩いて、シェラトンホテルのところで、西(左手)に西御河沿街(角に成都担担麵・総店)を行けばいいですが、この道を歩いたことはありませんが、おそらく20分程度はかかると思います。茶館ならば、杜甫草堂・武侯祠以下の観光地にはみな付属してあります。例えば、文殊院内(ホテル前から16路・55路バスで万福橋下車)の茶館などは如何でしょうか。なお、茶代は両方とも今は5元からです。

  5. より:

    こんにちは☆
    大衆的な食堂は、先に食券を買うんですね。様子をよく見るようにします。以前に一度だけ、そういう食堂に知らずに入ってしまったことがあります。北京の前門で、「大娘餃子」という店に入ったとき、私たちはすっとテーブルについてしまって、注文を取りにきてくれたんですが、あとから入ってくる人の様子で、「あれっ、食券を買わないといけなかったのかなあ。」と思ったことがあります。そのときは、時間が中途半端で、すいていたので、いけたかもしれません。「龍抄手」や、混んでいる店では、まず席を確保して、食券を買いに行くということに気をつけます。
     
    お世話になりついでに、もうひとつ気にかかっていることをお聞きしていいですか?
    九寨溝のGuan Zhai Hotel は空港から九寨溝に行く途中・・・ということは、最終日に黄龍に向かうとき、九寨溝入り口のあたりのホテルより、ちょっと近くなったと思えばいいですか??黄龍に10時以前に着くようにするために、朝早くホテルを出ますが、少し余裕が出たのでしょうか?

  6. 正大 より:

    >九寨溝のGuan Zhai Hotel は空港から九寨溝に行く途中・・・ということは、最終日に黄龍に向かうとき、九寨溝入り口のあたりのホテルより、ちょっと近くなったと思えばいいですか??ジュピターさん、その通りです。九寨溝―甘海子風景区(官寨酒店)―(九黄空港)―川主寺―黄龍という経路になります(空港は川主寺―九寨溝間の道路の川主寄りから東に横道に入り登ったところにあります)。ですから、先に書いたように、甘海子風景区から九寨溝まで27km(空港まで55km)ですから、空港・九寨溝間が1時間半くらいですから、30分程度、九寨溝より空港に近いことになります。したがいまして、九寨溝口からと比較して早く黄龍に着けます。ですから、出発時間を遅らせる、眠江源流で下車観光など、この時間をどう利用するかは、体調を勘案して行ってからお決めになるといいでしょう。。

  7. より:

    ありがとうございます☆ イメージがどんどんはっきりしてきました。
    今日は、旅の中国語の本を買ってあったのを思い出して、出してきました。
    出発までまだ間がありますが、おかげで出発前からいっぱい楽しませていただいています♪

  8. 正大 より:

    ジュピターさん、楽しい四川を。

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