人身事故に遭遇―成都雑感〔43〕―

 本日(5月26日土曜日)午後、人身事故に遭遇しました。場所は二環路と青羊正街の交差点です。たまたま、27路のバスに乗っていたところ、交差点の信号待ちで、前方を見たところ、路上に仰向けの男性が視界に入りました。それが事故現場でした。

 ちょうど二階建てバスの前部に座っていましたので、事故の全景が俯瞰できました。横断歩道上に停止したタクシーの右前方2mほどに左に転倒した三輪自転車タクシーがあり、タクシー前方1m弱に、ほぼタクシーフロントに平行に頭を左に男性が仰向けのまま路上に棒のように横たわっていました。すでにパトカーが到着しており、バスが信号待ち中に救急車が到着しましたから、事故発生から少々時間が経過していると思われます。しかし、男性はまったく動く気配がなく(手足・頭に注意して見ていましたが全く動きがありませんでした)、意識がないように感じられました。警察官も救急車到着までも全く被害者の男性に近づく気配がありませんでした。この後信号が青になったため、27路バスは発進してしまい、救急隊員がどう処置したか見届けることは出来ませんでした。

 路上に血の跡が見られないことから、大量の出血はなさそうで、男性に意識がないのは脳震盪の可能性もありますが、むしろ転倒打撲したことによる脳内出血の可能性が高いと考えられますから、被害者の男性は重傷と判断されます。事故現場の状況から、事故は、交差点を直進(おそらく青信号中)しようとしたタクシーの前方を、左から右に横断出来ると思った三輪自転車タクシーが横切り、横切る前にタクシーと接触して、自転車から投げ出された男性が後頭部を路面に打ち付けて昏倒して意識を失った、と考えます。この際、三輪自転車タクシーの後部、客席部が男性へのタクシーの接触のクッションとなり外傷が見られないとも考えられます。そして、三輪自転車も右前方へ押されたと考えます。

 交通事故の発生率は日本と比して中国では一桁多いといえますから、今までも交通事故の現場に遭遇することは珍しくありませんでした(例えば、新キャンパスへのスクールーバス上でも複数回見ました)。しかし、市内で重傷者が出たと思われる人身事故に遭遇したのは初めてでした(農村地区ではもっとすごいのに遭遇したことがありますが)。ますます、交通に留意しなければならないと感じました。

(2007.05.26)

広告

kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
カテゴリー: パーマリンク

人身事故に遭遇―成都雑感〔43〕― への2件のフィードバック

  1. xiong2_gongzi より:

    私は去年の成都滞在のわずかな期間の間に、乗っていたタクシーが事故を起こしました(これはお伝えしましたでしょうか??)。
    発進した直後にバイクと接触したのです。わずかな滞在の間でもそのようなことなので、やはり頻度が多いのでしょうね。
    (xiong2)

  2. 正大 より:

    市内では、人身事故に至らない接触事故(車対自転車が一番見かけるようです)はめずらしくありません。ご承知のように、日本から見れば、交通ルールはあってなきがごとしですから。中国式の暗黙のルールはありますから、これを心得れば、見た目ほど危険ではありませんが。ですが、大きな事故はまず見かけません。こういうのはスピードの出る郊外や農村地区で多いです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中