交差点の観光地案内標識―成都雑感〔34〕―

 成都市内の主要な交差点には道路案内標識とは別に、その手前(特に市外から市内へ向かう側に)に観光地案内標識が設置されています。その一例として写真1を示します。これは交大路・沙湾路と二環路との交差点の交大路側手前に設置されているものです。直進方向(東・市中心へ)が青羊宮(道教寺院)・文殊院(古刹)・武侯祠(諸葛孔明廟)・大慈寺・三聖花郷・永陵(前蜀王建墓)、左折方向(北)が成都動物園・昭覚寺・成都パンダ繁育基地で、右折方向(南)が杜甫草堂で、それへの距離を示しています。写真で茶色の観光地案内標識の下後方に小さく青色に見えるのが道路案内標識ですから、観光地案内標識がかなり手前に設置されていることがお分かりでしょう。なお、二環路は主要交差点を立体化中で、後方に見える橋は二環路が交大路・沙湾路を跨ぐ横断橋です。このように、二環路は交差点を信号なしに直進できるようになりつつあります。
Unicode ところで、成都市は、観光を興すことは市民の利益、とのスローガンのもと観光立市を目指しています。観光地案内標識はこの政策施行の一環といえましょう。この成果が上がり、このほど、中国国家旅游(観光)局・国連世界観光組織(UNWTO)選定の中国最佳旅游城市(最優秀観光都市)に、中国26都市の中から杭州・大連と並んで、成都が選ばれました。2月9日に北京で表彰式が行われ、この夜、長らく工事中(地下鉄建設)で閉鎖されていた、市のへそとでもいう天府広場が新装オープンされました。この表彰を祝うのが写真2のです。これは交大西門の対面の住宅区入口横の壁に書かれたものです。「熱烈祝賀成都栄獲中国最佳旅游城市」、すなわち、成都の中国最優秀観光都市受賞の光栄を熱烈に歓迎します、ということです。ともあれ、成都は一層の観光都市を目指して進んでいくでしょう。

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(2007.03.08)

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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交差点の観光地案内標識―成都雑感〔34〕― への3件のフィードバック

  1. xinhua より:

    はじめまして、高と申します。成都人です。
    今日本滞在中~
    先生と逆だ、(^_^)
    よろしくお願いいたします。

  2. xinhua より:

    成都人の私ですが、成都の観光について、あまり気にしませんでした。
    でも、「中国最佳旅游城市」って、いいことですので、祝うはずだと思います。
    多分成都は「中国最休閑旅游城市」かなぁ~(^_^)
    お茶を飲みながら、マージャンをする、そうという生活を懐かしんでいます。(>_<)

  3. 正大 より:

    はじめまして、高さん。確かに、成都人は麻雀好きですし、今でも茶館が数多くあり、そこで日長過ごすのは他の都市ではほとんど見られなくなりました。この意味で、「中国最休閑旅游城市」とは言いえて妙ですな、

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