CA422便による成都への入国手順―成都雑感〔20〕―

 現在、日本と成都を結ぶ航空便は、北京経由成田・成都のCA422と、上海経由福岡・成都のCA916便の二つです。いずれも経由便で、いったん経由地で航空機を降り、空港ターミナル待合室で待機し、同じ機に再搭乗して成都に着きます。このため、現在の中国の方式では入国審査は最初の空港となっていますから、入国に当たって、①経由地の空港で入国審査、②成都双流空港で託送荷物受け取り・税関検査の、二段階になります。前回、「成都双流国際空港での国際線搭乗―成都雑感〔16〕―」で成都からの出国を、CA421便を例に述べましたので、今回はCA422便での入国の様を述べます。

 最初に、成田を離陸して食事後に、キャビンアテンダントがワッペンを配りにきます。これは、北京行の乗客ではなく、成都行の乗客であることを中国側の空港係員に明示させるものですから、成都に到着まで、目立つところに剥がれないようにしっかりと張ってください。北京空港に到着すると(現在のところ、ほとんど駐機場に駐機し、直接にボーディングされません)、国際到着の案内標識にしたがって進んでください。ターミナルビル2階が出発階ですが、北京空港の通常の入国審査場(イミグレーション)は3階にあるので、そのための階段と案内標識があります。その付近に、成都と書いたプラカードを持った係員達がいて、乗客に「成都、成都(チャンドウ)」と声を出します。そこで、成田でのCA422便のボーディングパス半券を示してトランジットボーディングパスを受け取って、係員の指示に従って、この場で待機してください。間違っても、3階への階段を上ってはいけません。しばらくすると係員が誘導しますから、その誘導にしたがって進んでください。前方上に過境聯檢庁(トランジット)との表示が見えます。ここが入国審査のところです。まず、入り口で係員に入国検疫申告書を提出します。次いで、旅券・入国カード・トランジットボーディングパスを提示して入国審査を受けます。最後に税関申告書を税関(海関)係員に提出して、入国審査は終わりですから、係員の指示にしたがって待合室で待機してください(トイレは待合室までありません。また、ここまででかなり時間を費やしますから、出発が遅れない限りはそう時間がありませんから、ターミナル内を動き回ることは止めた方がいいです)。時間がくると係員が案内しますから、それにしたがって進んで、先に降りた機に搭乗します。以上が北京空港です。

 北京からは国内線の乗客が入ります。成都双流空港に到着すると、国際線乗客(成田から)と国内線乗客(北京から)とはそれぞれ出口が異なります。そのため、係員が両者を分けるために案内・指示します。だいたい国際線乗客の方が少ないですから、多い国内線乗客に引きずられないように、係員の指示に注意しましょう。今回は国際線用のボーディングブリッジに航空機が着きましたので、ボーディングブリッジの途中に係員がいて、「東京、東京」と声を出しています(駐機場等の場合は、バスでターミナルに向かいますから、係員の指示によく注意して、国際線乗客のバスに乗ってください。皆さんがワッペンを付けているはずです)。そのまま、ボーディングブリッジを進めば、ターミナルビルに入り、案内標識にしたがって内部通路を進めば、右に曲がりますからそのまま進んで、案内標識にしたがって階段を下りると1階です。検疫と入国審査のところがありますが、今回は北京でそれをすませているので、係員もおらず、そのまま通過すると、託送荷物受け取り場です。荷物が出てきたら受け取って、税関検査を受けます。ここで税関申告書を出すのが本来ですが、今回は北京でも出してしまい、2度出す手間となってしまいました(用紙はここにありましたが、再び同じものを書く羽目になりました)。申告するものがないなら、日本人はほとんど無検査で通過できます(今回は税関係員1人)。以上で全ての入国手続きが終わり、成都に入れることになります。

(2006.09.11)

追記  北京空港の第3ターミナル使用開始に伴い、経由手順が変わりました。新手順は、「CA422便での北京経由・成都入国手順―成都雑感〔72〕―」(2008年9月20日付)です。(2008年10月1日)

 

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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CA422便による成都への入国手順―成都雑感〔20〕― への2件のフィードバック

  1. umeume0605 より:

    はじめまして。大連 龍さんのところからやってきました。 この情報とても詳しく書かれてて役に立ちます。 毎回このような入国、出国となるとき、国内線の乗客と一緒になるため、ちょっと迷ってしまいそうです。数回経験してるのですが、毎回きちんと書き留めてないものだから、毎回 「どうだったかな~」 って思いながら進みます。 トイレがあるか無いかまで書いてあるので非常に助かります。

  2. 正大 より:

    小梅さん、はじめまして。経由便での入出国は、90年代初めの最初の時は満足に係員もいなく、簡単な掲示のみで、また日本での情報も公知されていなかったので、初めての人は大いに迷ったもので、私はだいたい最初に手続きをせませ、後からくる日本人に注意して、迷いそうなときは誘導したものです。昨今は係員は必ずいるようになりました。それでも、迷う人はいるようで(旅行記などで、国内線から出た例を見かけます)、今でも他の乗客に注意しています。まあ、経由便の経由地のでの入出国の手順は、空港によりその設備・人員の関係からも一定せず、また同じ便でも変化があるので、分かりやすく・使い勝手がよいとはいえませんな。

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