西安交通大学日本語学科卒業生大連学友会

 西安交通大学外国語学院日語系(日本語学科)は、1985年9月、中国国内で最初に設立された本科(4年制)の科技日語(科学技術日本語)専攻が発展したものです。89年7月に1期生を卒業させ、今年で17期生の卒業となります。すでに、この卒業生は中国国内の各地のみならず、日本をはじめとする海外でも活躍中です。

 中国国内で卒業生が一番集中しているのは遼寧省大連市でしょう。ここでは「西安交通大学日本語学科卒業生学友会」が組織されています。1期生を筆頭に、2004年卒業の15期生まで、現在22名ほどが掌握されています。毎年新年会を開き懇親をはかるとともに、母校の教員などの来訪に際しては歓迎宴を設けています。下の2枚の写真は、今月に大学の業務で訪れた趙剛教授と張文麗先生(5期生)を囲んだ歓迎宴の記念写真で、13名の卒業生が出席しています。私も2004年の国慶節の休暇で訪れたとき、卒業生に大変お世話になりました。中国各地の卒業生の中で、おそらく大連の卒業生がもっとも相互の関係が密でしょう。当地の卒業生は日本語の教師をはじめ、政府機関・国有企業・日本企業、それに事業を起こした人など、各方面で活躍しています。そして、ある日本企業から無条件で新規採用するといわれたほど、西安交通大学日本語学科は高い評価をえています。

 ところで、大連以外の地ではどこに卒業生が多いでしょうか。上海を中核とする華東地区(杭州・蘇州・南京市などを含む)、そして北京市(天津市を含む)でしょう。ただ、両地区とも学友会が組織されているわけではないので、全体が把握されていませんから、正確なところは分かりません。これに次ぐのは、広東省(広州市と深圳市)でしょう。こうしてみると、やはり経済発展の進んでいる沿海地区、それも日本企業の活発なところと一致します。

 それ以外では、母校のある陝西省西安市です。ここでは教師が多いです。というのも、1期生が卒業後、日本語学科の新規教員のほとんどは卒業生から採用され、その多くが現在も教員を続けているからです。1期生もまもなく「不惑」であり、今や日本語学科の中核は卒業生教員です。また、他大学で教員となった卒業生もおり、西安は卒業生教員の集中している地区です。

 最後に、私の今いる四川省成都市ですが、把握できている卒業生は3人と少ないです。当地出身の学生は毎期いるのですが、卒業後に戻ってくる学生はあまりなく、このように少数しかいません。

SANYO DIGITAL CAMERA

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(2006.06.16)

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kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
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