串串香―成都雑感〔12〕―

 四川の鍋料理といえば、皆様もご承知のように火鍋が有名です。私の横浜の家の最寄り駅近くの中華レストランでもメニューに火鍋があるように、日本でも火鍋が気軽に食せるようになりました。ここ、中国では今や各地に火鍋レストランがあり、四川の地方的な鍋から全国区のものになりました。

今日紹介するのは、火鍋によく似ていますが、より庶民的なもので、より新しく生まれた串串香です。

写真1をご覧のように、鍋自体は火鍋のように、激辛スープと白スープに分かれています(もちろん激辛スープだけも注文できます)。このスープは基本的には火鍋と同じですが、火鍋ほど各種の素材を用いていませんから、コクの深みといった点とか刺激度とかでは劣りますが、そのぶん食べやすいかもしれません。この鍋が串串香と呼ばれるわけは、下の写真のように、具材が竹串に刺されて、これを鍋で煮て食することからあるのです。それをゴマ油に香菜・蠣油・香酢などを適宜入れたタレで食べます。具材は肉・魚・野菜・豆腐類などで、今回行った大学北門付近の店では50種以上あります。写真2のように、店の奥側に具材の棚があり、そこから自由に選んで、写真の左下に見える籠に入れて、鍋へと持ってくればいいのです。

料金は串の種類と数で決まります。串1本刺してのが1角で、2本刺してのが2角で、太く長い串を刺してのが1元(10角)です。今回は5人で食して、別に豚の脳みそなどを注文しましたが、50元ほどで収まりましたから、大衆的な火鍋店に比べて半分以下ということになります。

ともあれ、串串香は成都では至る所にあり、庶民的なものですから、ビールとともにお試しを。

Unicode

Unicode

Unicode

Unicode

(2005.10.22)

広告

kanazawa45 について

中国に長年にわたり在住中で、現在、2001年秋より、四川省成都市の西南交通大学外国語学院日語系で、教鞭を執っています。 専門は日本中世史(鎌倉)で、歴史関係と中国関係(成都を中心に)のことを主としていきます。
カテゴリー: 食事 パーマリンク

串串香―成都雑感〔12〕― への2件のフィードバック

  1. より:

    串串香って、SHで麻辣燙と言います。安いですが、余おいしくなくて、そして、衛生の面もちょっと不安で、余食べません。

  2. 正大 より:

    Doraさん、学食の麻辣燙は、肉類加工品を1・2品セレクトし、野菜2品とともに湯がきます。それから麻辣スープで湯がいてできあがりで、ご飯付で3.7元です。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中